2016年1月16日土曜日

SD SPORTS-88


SD-SPORT
@ドリパケ化@




HPI マーク索子(Ⅱ)の続き・・・




今回は必殺の極意を伝授する為
少々真面目に書きます
参考にしてスキルUPしてもらえれば幸いです





ボディ表面に
サインペンで書いた塗り分けラインに合わせ
裏側からマスキングし終えたら





表面に書き込んだ
サインペンのラインを全部消す





塗り分けるべく
マスキングした処



「浮き」が無いか?チェックの為

マスキングした裏側から見ても
なかなか見落としてしまうんで


表面から見れば
一目瞭然でソレが解るからです


後、塗ってる最中も
必ず「表から」
具合をチェックしながら
作業を進めて来ます。





余談ですが


HPIのボディ
左右で微妙に形状が違います

真空型作る奴が
タイガイタイガイなんですね



補足ですが

エアブラシでアクリル系塗料を使う場合
(ポリカ用塗料では無い塗料)

この段階で

東邦・プライマー又はクリアーを
軽く吹き付けます

柔らかいポリカに
ポリカ用以外の塗料を塗ると
衝撃で剥がれるんで

「足付け」の代わりに吹き付けて置きます

今回はオール・ポリカ用塗料なので
東邦の出番は有りません。


最後にクロで裏打ちする塗料は
東邦の黒を使います




86同様、
今回もボンネットだけ黒にするんで
ボンネットをマスキング






BD7から86まで使って
未だ余ってるメタリックグリーン


本体がメタリックグリーンで
ボンネットが黒の場合

グリーン塗ってから
黒を塗ると

色が透けてしまうんで
本来は黒から塗るべきですが

ソレだと塗る面よりも
マスキングする面が多く成ってしまう
(時間とマスキングテープのロスが有る)


しかし自分は、
後に必殺技を使うんで
先にグリーンを塗装します






1回目

バンパーとか
凸凹で塗り難い処に
重点的に塗料を入れ込む事を重要視して

あとはソコソコ適当です






ボディの向こうにハサミが見えますよね

1回目はそれぐらい薄く塗る感じ



ボディを塗装する時

箱とか台とかに置いて
塗装する人が多いみたいですが

自分の場合、ボディを手に持って
常にスプレーの噴射口に対し
塗る面が垂直(90度)に成る様

くるくる回転させながら塗るんですが


その場合


ボディ持つ方の手には
手袋をはめています


手が汚れるもんで・・・

では無く





塗装するボディに
手の熱が伝わると

熱が伝わった部分だけ
早く乾燥して、ムラに成るんで

手の温度が伝わらない様にする訳です



ホームセンターに売ってる
園芸用とかの手袋が
動きやすく滑りにくく良いです。






2回目




同じく反対側に
ハサミ置いてみました

よく見ると見えるぐらいです


単色重ね塗り無しだと

同じ色をもう1回塗りますが
((3度塗り))


自分は3回目は



タミヤのシルバーを軽く吹きます

シルバーは色透けしないので

薄い色の裏打ちで塗ると
次に濃い色塗っても透けません

無論、最後に黒で裏打ちしても
黒が透けて灰色に成る事も有りません


ポリカ用をイロイロ試しましたが

色透けが無く、早く乾いて、
何処にでも売ってて、値段も安い

タミヤのシルバーが一番です


ただ、ファスカラーに
タミヤシルバーを重ね塗りすると
乾燥速度が違うので
塗膜面にヒビが入ります。

コレは不思議と
タミヤシルバーだけに起こる現象





そのシルバーも
あまり濃く塗るとボディが重く成るんで

軽く吹く感じ、


蛍光灯の光が透ける程度


通常の3回塗りと同じ重さで

色が透けないんでムラに成りません


今回はメタリックグリーンですんで
メタリックを際立たせる為の効果も有ります


その他の色(白)とかの裏打ちも
タミヤシルバーでOKです。





シルバーの裏打ち乾いたんで





ボンネットの黒を入れます





マスキングをミスって
塗料がはみ出てる処は




タミヤのコイツを
綿棒とかに付けて擦ると





綺麗に消えます






今回は黒の部分
エアブラシを使ってファスカラーを塗ります



ノズルの小さなエアブラシで
大きな面積塗るコツですが




闇雲にくるくるガンを動かすんで無く

端から順に
一方方向にガンを動かして塗って行きます

先に一直線に塗ったら
最初に塗った処に半分重ねる様に
塗って行き


端まで行ったら




今度は横方向から
順に塗って行きます


縦縦・横横で塗るのって
ナカナカ難しいので

右利きの場合
左から右へガンを移動させて塗って

次はボディを90度回転させて
同じく左から右へ・・・

ココでも園芸用手袋が重要です


こうすると
ムラ無く塗装する事が出来

次の工程で別の色を裏打ちしても
影響が出ません







次は窓枠




メッキ風塗料で塗って

メッキ風塗料は
黒で裏打ちが必要なので

ツイデにドア・ラインとかも塗ります



ドアのラインとか窓枠とか

ボディの表面から見たら
ほんの何ミリしか見えないので


缶スプレーでシャーって塗るんでは無く



エアブラシを使って
必要な処のみ塗装します

余分な処に塗料が付かないので

結果、塗り上がったボディが軽量に成る訳です









HPIのボディに
YOKOMOのライトパーツ付けるんで
ライトパーツに合わせて

ウインカーをクリア・オレンジに

テールランプも同様の方法で
クリア・レッドを塗装、



再度、透明部分で残す
ライトとテールをマスキングし直して

裏打ちで東邦・ブラックで塗装

ブラックを使うのは
屋外とかに持ってた時に
日の光で透けない様にと

窓から見える中身が
カラフルな状態よりも
黒の方がカッコいい事、

東邦のエンジンカラーの黒を使うのは
ポリカ用塗料で一番丈夫って事


今回は使ってませんが
アクリル系塗料を使って塗装した場合
最初に塗った東邦プライマーと
裏打ちの東邦の黒で
弱い塗料をサンドイッチしてやる意味も有ります

なので
東邦エンジンカーラーでなければ
裏打ちする意味が有りません。

裏打ちの黒は
うっすら乗ってればOKで

誰かに見せる訳でも無いので
ホントに軽くでOKです。





窓のマスキング剥がして
ウィンドにスモーク吹いて完成


チナミニ

缶スプレーは温めて吹く

ってのが定説ですが

スモークの缶スプレーだけは

温めないでそのまま吹いた方が
曇る事なく、
綺麗に仕上がります




ボディ出来たんで



シャーシに被せるんだけど

このマーク索子は200㎜なので




トレッドを広げます

フロントは2駆コンバなので
アームをそのまま伸ばして




リアはハブを6mmに変更





ソレでもリアはめり込んでるんで





ホイールのオフセット9mmに変更






シャーシの幅合わせ完了





ラジアルカッチョええ!

ってか、リアリティを求めて
フロントラジアルって
ドリフトやってる人って言うけどさ

走ってて回ってたら
トレットパターン見えないら?



それと・・・


気が付きました?




イーグルのステルスマウント




弄ってたら
もう1個マグネットが割れたので
捨ててやりました


マジに
「捨てるスマウント」

BLOGのネタにするにも
ショボ杉る。






表面のニビール剥がして

このボディくれた人が
昔からビニールをニビールって言うんで
このマーク索子(Ⅱ)はソレに準じます





完成!






嘘臭いデフォルメのタミヤ86より
全然カッチョええ






86はTA06に使う予定で

TA06に被せて見ましたが・・・




多分、この先見る事は無いでしょう。









そんな塩梅で、3台3様


チナミニ
タミヤのメタリックグリーン

LTC-Rと86
今回のマーク索子で
3枚塗ったけど微妙に余ってます


必要最小限
適度な使い方すると
あんな小さな缶でも3枚ぐらい塗れる訳です



・・・・・・・・・つづく

2 件のコメント:

ebi さんのコメント...

塗装参考にさせていただきます。
と言いながら、またてきとうに塗ってしまいそう。
って、先日入力したつもりでしたが、投稿できてなかったかもです。

M.planning さんのコメント...

sbiさん>>
明るい色の裏打ちにシルバーを使うと、濃い色で重ね塗りした時に
色が透けてムラムラに成りません。参考にして貰えれば幸いです。

1/12セッティング(1)

*************************  この内容はあくまで 私が実際に走行させて感じた感覚が元に成って居ます 全ての場面に当てはまる訳では有りません ************************* 1/12電動レーシングカーのセッティング *フロントスプリング*...